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将棋界イチのアーセナルファン・広瀬章人八段が選ぶ“歴代ベスト11” 「トップはアンリ、ボランチはセスクと…」
text by
君島俊介Shunsuke Kimishima
photograph byGetty Images
posted2020/11/16 11:03
ティエリ・アンリ。1999年~2007年、2012年アーセナル所属。クラブのレジェンド
広瀬 キャンベル(01-06年、10年)はセンターバックでしたよね。無敗優勝のときにいたのが印象に残っています。
――無敗優勝はヴィエラとキャンベルがいたからと言われるみたいですね。
広瀬 自分は基本的にセンターラインの選手が好きで、サイドを誰にするか難しいのがわかってきました。
――アシュリー・コール(98-06年)とかどうですか。
広瀬 あー、そうか。アシュリー・コールは左のサイドバックでしたね。うーん……。センターバックもう1人をコシールニー(10-19年)にしてください。コシールニーがいないとダメですね、最後の移籍はちょっと残念でしたけど、長年尽くしてくれましたし。それで、左サイドバックは現チームからティアニー(19年-)ですね。若くて、クロスも良いですし、解説の人もよく褒めていますので。
――ティアニーは安定していますよね。あとは右バック、サイドハーフ2人、キーパーです。
広瀬 右のサイドバックも現チームからベジェリン(13年-)ですかね。
――サイドバックはベンゲル時代、ギブスやサニャ(07-14年)が長かったですね。ちなみに無敗優勝のときはローレン(00-07年)です。
広瀬 ローレンはあまり印象に残っていないですね……。えっと、キーパーはシュチェスニーにしてください。うん、左ハーフはサンチェス(14-18年)かな。
――これはオールタイムベストイレブンみたくなってきましたね。
広瀬 サンチェス、エジル、ウォルコット(05-17年)の時代に熱心に見ていたことがあって、思い入れが強いですね。いまはペペ(19年-)が好きなので、ペペも入れたいですね。最近は出場機会が限られていますし、今後に期待です。
――ペペは活躍してくれないとめちゃくちゃ高かったですしね(※クラブ史上最高額の移籍、7200万ポンド)。
広瀬 いいチームができましたね。攻守のバランスがどうかはわからないですけど。
――ありがとうございます。すばらしいです。03-04年の伝説のメンバーから現チームまで入っていて、とてもバランスがいいですね。このフォーメーション図を見たら喜ぶファンが多そうです。
広瀬 中学校からずっとアーセナルを見ているので。叶わないですが時代時代に活躍した人をセットで見てみたいですね。
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