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将棋界イチのアーセナルファン・広瀬章人八段が選ぶ“歴代ベスト11” 「トップはアンリ、ボランチはセスクと…」
posted2020/11/16 11:03
text by
君島俊介Shunsuke Kimishima
photograph by
Getty Images
――もしできたらでいいのですが、広瀬さんから見たアーセナルの歴代ベストイレブンは組めそうですか。
広瀬 記憶があいまいな部分もありますけど。あっ、こういうのもあるんですね(Numberの歴代の名鑑を見ながら)。
――今日持ってきたのが09-10年シーズン以降の名鑑です。03-04年無敗優勝のメンバーも見ないと組みにくいとは思いますけど……。
広瀬 (名鑑をめくりながら)あぁ、ギブス(07-17年)とかもいましたね。だんだん思い出してきました。宮市亮(11-15年)もいましたね。ベンチ入りしていたのも見ていました。何回か出たこともありますよね。
――ボルトンへのレンタル中でしたが、宮市はチェルシー相手にぶち抜いていたのが印象的です。
外せないのはボランチのセスクとヴィエラですね
広瀬 ベストイレブンは外せないところから入れていくしかないですかね。
――キーパーは誰でしょうね。
広瀬 キーパーですか。いまはレノ(18年-)ですか。シュチェスニー(09-17年)は好きでしたね。たばこを吸ってたイメージがありますけど。チェフ(15-19年)も好きは好きでした。でもいまはチェルシーのスタッフですよね。
うーん。外せないところでいうと、ボランチ2人はセスク(03-11年)とヴィエラ(96-04年)ですね。ヴィエラはベンゲル監督が才能を見出したんですよね。もっと前から活躍しているかと思いましたが。
――ボランチ2人なので4-4-2でいきますか。
広瀬 4-2-3-1でいいですか。トップ下はやっぱりエジル(13年‐)、トップはアンリ(99-07年、12年)ですね(※広瀬八段がアーセナルを見始めたきっかけがアンリだった)。
――この時点で無茶苦茶いいチームですね。あとはサイド4人とセンターバック2人です。