嵐ファンと野球ファンの「場外乱闘」！

　二度の中断劇で試合に水を差されたのは事実だし、これによって投球のリズムを乱したマクガフが失点を喫したのも事実だけど、個人的には「めったに起こらないハプニングが見られた」と楽しんでいた。しかし、想定外だったのは、SNS上でジャニーズファンとプロ野球ファンによる軽い炎上騒ぎが勃発したことだった。

　あの日の花火と風船の直後、「アラフェス　花火」がSNS上でトレンドワードとなったのだという。これを受けて、嵐ファンの一部が「配信当日までのお楽しみだったのに、演出のネタバレ許せない！」と怒りと不満を表明したのだという。

　これに対して、野球ファン側は「お宅らのせいで試合が中断したのに、変な言いがかりをつけないでほしい」とリプ欄（リプライ欄）を各球団の応援歌で埋め尽くすという反撃に打って出たのだ。何の脈絡もなく、楽天・田中和基や、かつて西武に1年だけ在籍していたコーディー・ランサムの応援歌が乱舞しているさまはバカバカしくも壮観だった（笑）。

　SNS上では「祭り」と化しつつあったものの、もちろん、それ以上大きな騒ぎとなることはなかった。繰り返しになるけれど、あの日はヤクルトも勝ったし、ライアン（小川）も5年ぶりの10勝をマークしたし、花火も風船も見られたし、数年後に「あぁ、そんなこともあったよね」と笑って振り返ることになる、いい思い出ができたと思っている。

そして、「アラフェス2020」を視聴することに（笑）

　……ということで、本日11月3日、ついに「アラフェス2020　at　国立競技場」が配信される。ファンクラブ会員限定視聴可能のPART1は16:30～18:00まで。非会員でも視聴可能なPART2は19:30～21:00まで。一般は5800円（税込）とのこと。チケット購入は配信開始の30分前までだそうだ。

　うーん、5800円か……。しかし、あの日の花火と風船が、どのような演出で用いられているのか？　行きがかり上、この目でしかと確認しようではないか！　これも何かの縁だ、僕はジャニーズネットオンラインに会員登録をし、自腹で5800円を支払うことにした。というわけで、先日の『アメトーーク！』の「嵐大好きおじさん」よろしく、完全なニワカではあるけれど、僕はパソコンの前で19:30になるのを「今か、今か」と待ちわびているのである。楽しみだな（笑）。