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代表も視野に入る“熟成した壮年”宮崎敏郎に漂う昭和の薫り。 ~五輪のサードを守るのは~
posted2020/10/16 08:00
![代表も視野に入る“熟成した壮年”宮崎敏郎に漂う昭和の薫り。 ~五輪のサードを守るのは~<Number Web> photograph by Asami Enomoto](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/3/3/1500wm/img_335068a734789645e440c8b662c9c2c9275238.jpg)
セ・リーグ4位の.312(10月1日現在)でチームを牽引する宮崎。失策数もわずかに3つと、安定した守備も魅力
text by
![石田雄太](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
石田雄太Yuta Ishida
photograph by
Asami Enomoto
東京五輪が1年の延期となり、日本代表のメンバーも様変わりすることになるだろう。昨年のプレミア12で世界一を勝ち取ったメンバーを中心にオリンピックを戦いたい、と公言していた稲葉篤紀監督も「どんどん、若くて活きのいい選手に出てきてほしい」と話している。
今年、その“若くて活きのいい”選手が続出しているのがサードである。日本代表のサードは37歳の松田宣浩が長く守り続けてきた。チームの精神的支柱でもある松田の存在価値は依然として高く、稲葉監督も高く評価している。しかし今年の“若くて活きのいい”平成生まれのサードの面々は、岡本和真、大山悠輔、高橋周平、安田尚憲、さらにファーストも守る堂林翔太や村上宗隆まで含めれば多士済々。松田とはいえ安穏としてはいられないはずだ。
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