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澤村拓一がロッテ移籍で復活、大きな要因は…週刊・セパ好成績&珍記録まとめ
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKyodo News
posted2020/10/06 11:01
まさに剛腕復活の印象を残している澤村拓一。起用法が固定化された部分も大きそうだ
ヤクルト歳内が1829日ぶりの勝利
○投手成績
<最多勝利>
1勝:九里亜蓮、森下暢仁、床田寛樹、中村祐太、野村祐輔(広)/大野雄大、福谷浩司、福敬登(中)/西勇輝、岩田稔、高橋遥人(神)/大貫晋一、坂本裕哉(De)/サンチェス、菅野智之、畠世周)、大江竜聖(巨)/歳内宏明、石川雅規(ヤ)
<最多セーブ>
2セーブ:フランスア(広)、スアレス(神)、R・マルティネス(中)、石山泰稚(ヤ)
<最多ホールド>
2ホールド:ケムナ誠(広)、高梨雄平(巨)、藤浪晋太郎、エドワーズ(神)、パットン(De)、清水昇(ヤ)、祖父江大輔(中)
<最多奪三振>
10奪三振:ロドリゲス(中)
<防御率(規定投球回数以上)5傑>
1大野雄大(中)0.00
1九里亜蓮(広)0.00
1森下暢仁(広)0.00
1歳内宏明(ヤ)0.00
1岩田稔(神)0.00
<PR(投手総合指標)5傑>
1大野雄大(中)4.22
1九里亜蓮(広)4.22
3森下暢仁(広)3.28
3歳内宏明(ヤ)3.28
5岩田稔(神)3.12
広島の九里は9月28日のDeNA戦で今季初完封、中日の大野が30日の阪神戦で今季4度目の完封勝利を挙げている。支配下登録されたヤクルトの歳内は、10月1日のDeNA戦で7回零封、阪神時代以来1829日ぶりの勝利を手にした。救援では阪神のスアレスとヤクルトの石山が2週連続2セーブをマークしている。
オリックスの衝撃的な「17残塁」
【まとめ&記録備考】
メジャーリーグのように両リーグ、打投の週間MVPを選出するとすれば、以下のようになるだろう。
パ
打:周東佑京(ソ)
投:山本由伸(オ)
セ
打:長野久義(広)
投:大野雄大(中)
10月3日、オリックスは楽天戦で4度の満塁機に得点できず、NPB記録まであと2と迫る17残塁を記録した。
巨人、坂本勇人は2000本安打まで27本。巨人の残り試合は31試合だから戦線離脱しない限り達成は間違いないのではないか。