酒の肴に野球の記録BACK NUMBER

ヤクルト村上宗隆の“意外な進化”はMVP級? 週刊セパ好成績&珍記録まとめ 

text by

広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

PROFILE

photograph byKyodo News

posted2020/09/23 11:50

ヤクルト村上宗隆の“意外な進化”はMVP級? 週刊セパ好成績&珍記録まとめ<Number Web> photograph by Kyodo News

チーム成績こそ振るわないものの、ヤクルト村上宗隆の打棒はさらなる進化を遂げている

源田が好調持続、周東vs.西川の盗塁バトル

○打撃成績
<最多安打>
11安打:源田壮亮(西)

<最多本塁打>
2本塁打:柳田悠岐(ソ)、浅村栄斗、ロメロ、田中和基(楽)、栗山巧(西)、マーティン(ロ)、モヤ(オ)

<最多打点>
5打点:柳田悠岐(ソ)、大田泰示(日)

<最多盗塁>
5盗塁:西川遥輝(日)、周東佑京(ソ)

<打率5傑(規定打席以上)>
1源田壮亮(西).458
2角中勝也(ロ).381
3周東佑京(ソ).375
4西川遥輝(日).348
5大田泰示(日).346

<RC(打撃総合指標)5傑>
1源田壮亮(西)7.36
2西川遥輝(日)6.87
3角中勝也(ロ)6.14
4柳田悠岐(ソ)5.41
5近藤健介(日)4.76

 西武の源田壮亮は2週連続で最多安打をマークしている。盗塁と言えば、最近は日本ハムの西川遥輝が第一人者という印象があったが、今季はソフトバンクの周東が果敢に挑んでいる。ともにこの週は5盗塁。トータルでは周東22、西川21。2人は打撃も好調だった。

○投手成績
<最多勝利>
1勝:二木康太、岩下大輝、益田直也(ロ)/田嶋大樹、山本由伸、山崎福也、山岡泰輔(オ)/東浜巨、ムーア、高橋礼(ソ)/有原航平、上沢直之、バーヘイゲン、加藤貴之(日)/浜屋将太、森脇亮介、小川龍也(西)/岸孝之、松井裕樹、酒居知史(楽)

<最多セーブ>
3セーブ:宮西尚生(日)、増田達至(西)、ブセニッツ(楽)

<最多ホールド>
3ホールド:牧田和久、寺岡寛治(楽)

<最多奪三振>
12奪三振:千賀滉大(ソ)

<防御率(規定投球回数以上)上位>
1田嶋大樹(オ)0.00
1二木康太(ロ)0.00
1バーヘイゲン(日)0.00
1上沢直之(日)0.00
1有原航平(日)0.00
1東浜巨(ソ)0.00

<PR(投手総合指標)上位>
1田嶋大樹(オ)3.03
1二木康太(ロ)3.03
3バーヘイゲン(日)2.69
3上沢直之(日)2.69
3有原航平(日)2.69
3東浜巨(ソ)2.69

 この週のパ・リーグは“投高”に傾いた。オリックスの田嶋とロッテの二木が完封勝利。日本ハムのバーヘイゲン、上沢、有原、ソフトバンクの東浜が8回零封の好投をそれぞれ見せている。

 リリーフ陣を見ても、ホールドのNPB記録保持者の日本ハム宮西が3セーブ。史上最高のセットアッパーがクローザーに転向なのだろうか?

【次ページ】 巨人にマジック点灯も他球団が踏ん張る

BACK 1 2 3 4 5 NEXT
#村上宗隆
#東京ヤクルトスワローズ

プロ野球の前後の記事

ページトップ