野村克也の名言
戦う者の絶対条件、それは闘争心だから。ああいうケンカ投法みたいのでいいんだよ。
野村克也(プロ野球)
その年の甲子園を沸かし、2006年のドラフト会議で4球団競合の末、楽天に入団した田中将大。球団初の“大型新人”は開幕前から大きな注目を集めていた。しかし、プロ初登板は2回途中、6失点でKO。次戦の本拠地デビューは6回1失点に抑えるも同点のまま降板。好投にも「評価できる点はないね」と指揮官・野村は手厳しかった。名将の言葉に変化が表れたのはプロ3戦目の登板となった西武戦。カブレラに3ランを許したが、勝負どころで好打者・和田一浩を三振に打ち取った。高校時代を彷彿とさせる闘志で相手を睨め付け、そして吠えた。この試合も白星はつかなったが、初勝利はその6日後。ソフトバンクの重量打線相手に13奪三振、最後の最後までマウンドを守り抜いた。野村はエース田中将大の誕生を予感していた。
Number677号(2007/04/26)
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