内山壮真の名言
観客がいないのは、不思議な感じでした。
内山壮真(高校野球)
2020/09/05
甲子園高校野球交流試合。4日目の第1試合は奇しくも昨年夏の決勝と同一カードとなった。石川・星稜高校の主将・内山にとって1年夏から数えると、これが4度目の甲子園。集大成という思いも強かっただろう。しかし、今年は見せ場なく、大阪・履正社高校を前に1-10の完敗。昨年も敗れ準優勝に終わったが、エース奥川恭伸の存在もあり、最後までスタンドは沸いていた。「お客さんがいた方が去年のように勢いに乗っていくことができたかも」。大歓声の景色を思い浮かべながら話す18歳の素直な言葉が、心にズシンと突き刺さった。
Number1009号(2020/08/20)