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本田圭佑、英語を駆使しボタフォゴの
YouTubeで大いに語る。その内容は?
posted2020/08/12 19:00
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph by
Hiroaki Sawada
ボタフォゴの公式YouTubeチャンネルが8月7日、リオ市南部の本田圭佑の自宅で行なった約20分間のインタビュー映像を公開した。
本田は今年2月の入団以降感じていることやコロナ禍による自粛期間中に考えたこと、教育活動をする理由、そしてブラジルリーグへの抱負やチームメイトとの関係、ボタフォゴでキャプテンを務めることの意味など、多岐に渡るテーマについて率直かつ饒舌に語っている。
冒頭でインタビュアーは、本田について「ブラジルで最も愛されている日本人」と紹介した。
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本田は、かなり伸びた髪が黒と金色で斑模様になっており、黒い七分袖のシャツに黒いズボン。ボタフォゴのロゴが入った黒と白のマスクをしている。そしてポルトガル語の質問に英語で答えている。その要旨は以下の通り。
新型コロナで多くのことを考えた。
――ボタフォゴ入団後、この半年を振り返ってもらえますか?
「(2月7日に)ブラジルに到着したときは(サポーターの歓迎ぶりに)驚きました。残念ながら僕たちはまだサポーターの前でプレーできていないですが(注:8月11日現在、ブラジルでは無観客試合が続いている)。僕がここへ来たのは、多くのサポーターが加入を望んでくれたから。スタジアムで、サポーターの前でプレーできる日を心待ちにしています」
――自粛を余儀なくされた時期に考えていたことを教えてください。
「多くのことを考えていました。誰も予測できなかったことが起きたことで、自分の人生について考えざるを得なかったので。(ブラジルも含めた)多くの国の政府は人々が働くことを禁じ、家にとどまらなければならなかった。
その一方で、生活のために(外へ出て)働かなければならない人たちがいます。誰もこのウイルスのために死にたくはない。すべての事柄には、ポジティブな面とネガティブな面がある。新型コロナ禍においてもポジティブな部分を見つけたいとは思うが、大勢の人が亡くなってしまったことは悲しい。しかも、すぐには最善の解決方法が見つかりそうにない。長期的になりそうな中で、僕たちは忍耐強くならなければならない」