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指揮官が明かした大谷二刀流プラン。
『サンデー・ショウヘイ』誕生か。
text by
笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byAFLO
posted2020/07/11 11:50
674日ぶりに紅白戦で実戦登板を果たした大谷。50球投げて7四球も「問題なく、球数をとりあえず投げられて良かった」とコメント。
投げた日の翌日はオフが望ましい?
例年、キャンプと公式戦では別人となるのが大谷翔平の常でもある。ニューヨーク・メッツでの監督経験もあるミッキー・キャラウェー投手コーチも揺るぎない信頼感を口にした。
「現時点で特に心配していない。結果はついてくる。ショウヘイは日々準備しているし、我々は結果よりそこを見ている」
そして、指揮官は迫りくる開幕へ向け起用プランも明かした。2018年シーズン同様に週1回の先発と3、4試合のDHでの起用。登板日にも踏み込んだ。
「投げた日の翌日がオフとなることが最善だと思う」
エンゼルスの休日は火曜日が1回、木曜日が2回、月曜日が3回。『サンデー・ショウヘイ』は疑いの余地がない。
今季の60試合制から考えると、最大で先発は10試合、打席数は140ほどがマックスとなる。その中での最高のパフォーマンスを期待したいが、彼に最も求めたいのは、限られた出場機会の中での完走だ。日本時代から一度もない、シーズン完走を果たし、2021年シーズンの完全走破につなげて欲しい。