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ボーア決勝2ラン、開幕3連戦の借りを返す!
阪神が投手戦を制し、巨人に今季初勝利!
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKiichi Matsumoto
posted2020/07/09 20:50
阪神・ボーア[撮影別日]
<7月9日 セ・リーグ>
阪神 2-1 巨人
巨 0 0 0 0 0 0 0 0 1 : 1
阪 0 0 0 0 0 0 2 0 × : 2
勝:岩崎優 1勝1敗
S:藤川球児 1敗2S
負:メルセデス 2敗
2日間連続で雨天延期となっていた甲子園での阪神vs.巨人戦。先発はともに外国人助っ人左腕がマウンドに上がった。
前回の登板で中盤以降の制球に課題を残した巨人・メルセデスは、この日も序盤から三振の山を築き、ホームで勢いに乗りたい阪神打線を抑え込んでいく。一方、ここまで2敗のガルシアは味方のエラーがありながらも危なげないピッチングを披露。互いに譲り合わず、投手戦の様相を呈した。
ようやく試合が動いたのは7回裏。阪神4番・大山悠輔が出塁すると、ここまで1人で投げてきたメルセデスを捉えたのは、5番・ボーア。開幕3連戦で手玉に取られた借りを返す強烈な1発で大きな2点のリードを奪った。
9回のマウンドに上がった守護神・藤川球児は、巨人に1点を許すもリードを守り切った。負傷した主将・坂本勇人の欠場が響いた巨人は、ガルシアらを前に8回まで1回表に放った1安打に抑えられ、最後まで勝機を見出せなかった。明日はそのまま関西に残り、神戸でヤクルトと対戦。阪神は引き続き甲子園に残り、DeNAを迎え入れる。