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【THIS IS MY CLUB】横浜FC15年目、
三浦知良が語るクラブ愛とJリーグ。

posted2020/07/03 11:50

 
【THIS IS MY CLUB】横浜FC15年目、三浦知良が語るクラブ愛とJリーグ。<Number Web> photograph by YOKOHAMA FC

Jリーグ再開に向けてトレーニングに励む横浜FC・三浦知良。53歳で迎える今季も、その情熱は衰えていない。

text by

一志治夫

一志治夫Haruo Isshi

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YOKOHAMA FC

「DAZN Jリーグ推進委員会」のメディア連動企画「THIS IS MY CLUB - FOR RESTART WITH LOVE - 」。Jリーグ再開を前に、横浜FCで在籍15年目のシーズンを迎える三浦知良選手に、クラブ、そしてJリーグへの思いを聞きました。

――2月に開幕戦こそ行われたものの、その後はコロナ禍で長い中断に入りました。この数カ月間、カズさんはどんな思いでリーグの再開を待ち望んでいたのでしょうか。

「2月26日のルヴァンカップの鳥栖戦が延期になって、そこから公式戦は止まってしまったんですけど、3月、4月、5月、6月とまあ約4カ月ですよね。4カ月、実戦から遠ざかるのは、スポーツ選手にとってはやはり大変です。そこまで、12月、1月、2月と身体をつくってきて、さあ、これからというときに延期になったわけで。そんな中、4月ぐらいには、これから先、いったいいつできるんだろうなと思ってました。本当に7月、8月に再開できるのか、いや9月ぐらいになっちゃうのかなあ、と思いをめぐらせていました。

 そんな中での救いは、トレーニングでした。僕自身は、トレーニング環境が整っていたので、ほぼ毎日、トレーニングはできたんです。トレーニング器具をそろえた部屋を個人的に借りているし、自分の住んでいるマンションにジムもあったんで。試合はなかったけど、言ってみれば普段の生活と変わらないというところもあったんです。というのも、普段から休前日以外は、あまり外に出ることはないし、生活のリズムとしては、練習に行って、治療して、家に帰って食事してっていう感じなので、練習さえできれば、そのリズムが崩れることはなかったんです。

 あとは、家の近くに、兄貴(三浦泰年氏)のやっているフットサル場があって、そこも営業ができなくなっていたんで、そこを個人的に朝だけ借りてました。そこにグアムの自主トレで長年コーチとしてついてくれている喜熨斗(勝史)さんに来てもらって、ずっとトレーニングは続けた。3密になることなく、走ったり、ボールを使ったり、結構キツいトレーニングもできたんです」

交代枠拡大はチャンスになる?

――準備万全の中、まもなくJ1リーグが再開、となるわけですが、やはり待ち遠しいですか。

「そうですね。ただ、楽しみではあるけれど、自分はいま、正直言ってすぐにスタメンで出られるメンバーに入っているかといったら、入ってないんでね。自分がどうやってそこに(メンバーに)入っていけるかという、毎日が戦いですよ。だから、楽しむというより、いまその戦いをしている真っ最中で」

――ただ、今年は、週2回のゲームに交代枠が5人とイレギュラーです。カズさんにとっては逆に出場チャンスが増えるのでは?

「自分もそう思いたいんですけどね(笑)。でも、去年もそうですけど、まずベンチに入る機会が実際にものすごい少ないですから。ベンチに入らなければ、5人枠になっても当然出られないわけですから。なんとかベンチ入りする、スタメン入りするということを目標に毎日戦っている最中です。だから、みんなが思っている、その楽しみにしているというところまで、まだたどり着いてないというのが正直なところです」

【次ページ】 2007年は、J1定着の準備ができてなかった。

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