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【THIS IS MY CLUB】横浜FC15年目、
三浦知良が語るクラブ愛とJリーグ。 

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一志治夫

一志治夫Haruo Isshi

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photograph byYOKOHAMA FC

posted2020/07/03 11:50

【THIS IS MY CLUB】横浜FC15年目、三浦知良が語るクラブ愛とJリーグ。<Number Web> photograph by YOKOHAMA FC

Jリーグ再開に向けてトレーニングに励む横浜FC・三浦知良。53歳で迎える今季も、その情熱は衰えていない。

今季の目標は「トップ10入り」

――チームとしての今年の目標は?

「チームとしては、開幕当初に言っていたトップ10に入るというのが目標だと思います。でも、トップ10に入るのは、相当大変です。松本山雅は2回、J1に上がりましたけど、2年間で13勝しかしてないんです。松本山雅はここ数年J2では毎年20勝以上してあがっているチームなのに。つまりJ1は、それぐらい厳しい。現実、ウチが上がったときも4勝しかできないわけですから(2007年シーズン)。

 今シーズン、僕らも2位でJ1昇格しましたけど、結局、いまいるチームの中で一番下。いままでのクラブの実績、クラブの歴史を見て、僕ら以外の17チームと比較したら、現実的には一番下にいると思いますよ。いまの立ち位置は、18位が現実だと思います」

――そんな中、トップ10に入るには何が必要なのでしょう。

「(下平隆宏)監督が打ち出している目標だったり、監督がいまやりたいと目指しているサッカーがあるんですけど、それを実現して、自分たちが高い意識の中で、どれだけピッチの中でそれを出せるかでしょう。それをやることによってゲームに勝ち、どれだけ自信をつけていけるか、1試合、1試合成長していけるか、それにかかっていると思います。だから、勝てなくなったら、本当に大変だと思いますよ。勝てない負のモードに入っちゃうとね」

スタジアムはみんなでつくるもの。

――最後に、サポーターにメッセージをお願いします。

「リーグ中断中、これまで練習試合は、シミュレーションを兼ねてJで使うスタジアムでやらせてもらってきたんです。当然、無観客だったんですけど、やっぱりお客さんの存在がチームを後押ししているんだなと練習試合でも改めて感じましたね。

 たとえば、ひとつのいい場面があっても、サポーターがいないと単発的に終わってしまうんですよ。お客さんが入っているとみんなの熱でひとつのチャンスが次のチャンスへとつながっていくというか、選手ものるし、サポーターの応援でいい場面があったときに、ウォーっていうみんなの感情だったりとか、熱が試合中に伝わってくるんで、それがまた次のプレーに自信を与えることになるんです。いいプレーを引き出すんです。無観客だと、その熱がないから、一回のいい場面は一回で終わってしまう。

 そういう意味で、改めてサポーターの人たちの力が大きい、やっぱりスタジアムというのは、みんなでつくるもんなんだなあと、ここ数試合、練習試合やってても感じています。サポーターの人たちとつくる素晴らしい雰囲気の中で、熱を感じる試合を早くやりたいし、そんな日を僕はいま楽しみにしています」

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