甲子園の風BACK NUMBER
東野圭吾が緊急提案! 球児の夢叶える、
こんな「高校野球」はどうですか?
posted2020/06/16 11:00
text by
東野圭吾Keigo Higashino
photograph by
Hideki Sugiyama
春も夏も高校野球が行われなくなり、寂しいかぎりです。何より、そのために3年間がんばってきた球児たちの気持ちを思うと、切なくなります。
報道によれば、選抜出場が決まっていた32校による交流戦が甲子園で行われるそうです。6日間使い、1日最大3試合が無観客で実施されるとか。
せめてそれぐらいは用意してあげたいと思いますし、大いに賛成なのですが、そういうことが可能なら、もっと別の形を模索してもいいのではないか、まだ間に合うのではないかと思い、ど素人ながら提案させていただく次第です。
8地域に分けてトーナメント戦&ベスト8から甲子園。
以下に私のアイデアを記します。
・選抜出場権を得ている32校以外に、さらに32校を昨年秋の戦績などを参考に選抜する。合計64校の中に、47都道府県から最低1校は入るよう調整する。
・64校を地域ごとに8つのグループに分ける。(北海道・東北G、首都圏Gなど)
・それぞれの地域でいくつかの球場を用いて無観客試合(4+2+1=7試合)を行い、優勝校を決める。
・勝ち残った8校は甲子園で、無観客試合(4+2+1=7試合)を行い、優勝校と準優勝校を決める。
・開会式の選手宣誓はWebにて配信する。