鈴木隆行の名言
スタメンを外れて安堵しているようでは、選手として終わり。
鈴木隆行(サッカー)
2020/06/05
団体競技にはレギュラーと控えという序列がある。特にプロアスリートならば絶対に先発の座を掴み取る野心は必要だろう。しかし、鈴木隆行は2002年日韓W杯というキャリア最大の大舞台で、スタメンを外れて「ホッとした」瞬間があったのだという。それは初の決勝トーナメント進出となったトルコ戦でのこと。「それだけプレッシャーを感じていたんでしょう」と回想する一戦で日本は0-1で敗れ、途中出場の鈴木もインパクトを残せなかった。試合後「このレベルで終わりたくない」と思った鈴木はベルギーの名門ヘンクに移籍。ここでも定位置争いで苦闘したものの、CL出場を果たすなど実績を築いた。
Number1001号(2020/04/16)