JリーグPRESSBACK NUMBER

中村俊輔のJデビューは大敗だった。
18歳で発揮していた逆算の思考。 

text by

戸塚啓

戸塚啓Kei Totsuka

PROFILE

photograph byJ.LEAGUE

posted2020/04/16 20:00

中村俊輔のJデビューは大敗だった。18歳で発揮していた逆算の思考。<Number Web> photograph by J.LEAGUE

1997年の時点で、中村俊輔はすでに独特のフリーキックのフォームも、あのサッカーへの探究心も持ち合わせていた。

中村俊輔の歩みが始まった、あの日。

 中村のJリーグデビューを三ツ沢球技場で目撃した6503人の観衆とメディアは、4月16日が訪れるたびに幸運を噛み締めることができるに違いない。

 まだ細身だった18歳はその後国内外のクラブを渡り歩き、ワールドカップやチャンピオンズリーグの舞台にも立ち、41歳となった2020年もJリーグでプレーしている。

 彼のパスは、トラップは、シュートは、いくつもの試合を思い起こさせるが、その第一歩はガンバ大阪を相手にした曇り空のナイトゲームだった。

関連記事

BACK 1 2 3 4
中村俊輔
横浜F・マリノス
パトリック・エムボマ
稲本潤一

Jリーグの前後の記事

ページトップ