野球ファン、スポーツファンにできること。

　東京オリンピックの実施すら危ぶまれるが、オリンピックが予定通り行なわれるとすれば、プロ野球の通常日程の完全消化はほぼ不可能となる。

　そうなると考えられる最善の方策は公式戦の縮小しかなくなる。

　果たしてそれが10試合か15試合程度で収まるのか、全日程の3分の1ほどまで広がるのか。それとも試合数を半分まで縮小しなければならないレベルまで長引くのか。

　今回はそうした覚悟が必要なくらいの大きな厄災だ、ということは理解しなければならない。

　野球ファン、スポーツファンにできることは、ただひたすら感染しない、感染させないように、その要素を可能な限り排除することしかない。

　そして再び選手たちがグラウンドやフィールド、試合会場に戻ってきたときに応援に駆けつけよう。

　スポーツがなくなることはない。そしてスポーツを愛する心に決して「敗北」はないはずである。