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八村塁を凌ぐ“スペシャルボディ”。
3x3バスケで輝く馬瓜ステファニー。 

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矢内由美子

矢内由美子Yumiko Yanai

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photograph byYumiko Yanai

posted2020/02/17 11:15

八村塁を凌ぐ“スペシャルボディ”。3x3バスケで輝く馬瓜ステファニー。<Number Web> photograph by Yumiko Yanai

3x3代表ではエース格と言える馬瓜ステファニー。ウイングスパンは197cmを誇る。

「負けないようにしたいと思っています」

 姉のエブリンは5人制の女子日本代表として多くの国際大会で実績を重ね、東京五輪出場を目指している。Wリーグでは2人ともプレーオフ進出を目指してレギュラーシーズンを戦っている最中だ。

「エブリンとは普段はあまり五輪のことを口に出すことはないのですが、5人制日本代表の試合はもちろん見ていますし、エブリンが頑張ってるというのは分かっています。お互いに頑張っている姿を見て、負けないようにしたいと思っています」

 ガーナ出身の両親を持ち、愛知県で生まれた。

 3歳上のエブリンが中学生の時に年代別の日本代表に声を掛けられたのをきっかけに、家族そろって日本国籍を取得した。高校は姉と入れ替わりで桜花学園に進学。3年生のときは姉も務めた主将に選ばれ、姉に続く高校三冠(インターハイ、国体、ウインターカップ)を達成した。

愛読書は『さよならドビュッシー』

 趣味は読書。小説家・中山七里の作品が好きで愛読書は『さよならドビュッシー』という物静かな一面も持つ。休日には車を運転してお気に入りの書店巡りをするという。

 外見から英語で話しかけられることが多いが、日本生まれのため、英語はさほど上手ではない。しかし、両親の日常会話が英語とあって、他の日本人よりは聞けるし、話せる。

 国際大会ではコート上での審判とのやりとりを日本語でチームメートに伝えるのも、ステファニーの役割だ。

「自分がチームで求められているのは、リバウンドやディフェンス。攻撃ならドライブで相手からファールをもらうプレーです。東京五輪に出たいという気持ちが一番なので、OQTをしっかり突破していきたいと思っています」

 笑顔の似合うステファニーがキリッと表情を引き締めて言った。

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