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新人王資格を失っても――。
梅津晃大が1年目に得たもの。
~経験を積む大事さを理解して~

posted2020/01/24 07:00

 
新人王資格を失っても――。梅津晃大が1年目に得たもの。~経験を積む大事さを理解して~<Number Web> photograph by KYODO

仙台育英高、東洋大を経て2019年にドラフト2位でドラゴンズに入団。1年目は34.2回を投げて防御率2.34。

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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KYODO

 新人王は、ピッチャーなら前年までの一軍での投球回数が30イニング以内、バッターは60打席以内であれば、5年目まではその資格を有することになっている。

 ドラゴンズにドラフト2位で入団した去年のルーキー、梅津晃大は、シーズン終盤、与田剛監督にこう訊かれた。

「次に投げると30イニングを超えてしまって、来年の新人王の資格を失うことになってしまうかもしれないけど、どうする?」

 そのとき、梅津は迷うことなく「大丈夫です、行かせて下さい」と答えたのだという。そのやりとりについて、ドラゴンズの阿波野秀幸ピッチングコーチはこう言った。

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