明神智和の名言
「苦しくなったらパス出すんで頼みます」と伝えていたんです。
明神智和(サッカー)
明神がこの言葉を伝えた相手は、松田直樹。2002年日韓W杯での出来事である。フィリップ・トルシエ監督の3-5-2システムの中にあって、明神は右ウイングバックながら中盤センターのスペースも埋めるなど、当時24歳とは思えぬ名人芸を見せた。特に秀逸だったのは右ストッパーを務めた松田との関係性である。「攻撃でもマツさんからは『オレがボールを持ったらこう動いてほしい』と要求があって、縦を狙えない時は僕が横に動いてボールをもらう」。そんな気の利いた仕事をしていたからこそ、ヤンチャな松田も明神が苦しい状況に陥った時にフォローしてくれたのだ。
Number992号(2019/12/12)
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