村田諒太の名言
辰吉さんはボクシングブームを再度広めてくれた人。あの試合がなかったら僕はボクシングをやっていなかったかもしれない。
村田諒太(ボクシング)
中学時代から毎週欠かさず世界のボクシング番組をチェックするなど、村田は自他ともに認める“ボクシングマニア”である。そんな彼が「衝撃を受けたKO劇」として、1997年11月22日のWBC世界バンタム級タイトルマッチ、シリモンコン・ナコント・パークビューvs.辰吉丈一郎の一戦を挙げている。世界戦で負け続きの辰吉と、全勝で臨んできたシリモンコン。圧倒的不利が予想される中、辰吉は5回にダウンを奪い、6回には猛攻に晒され、そして7回にボディからパンチをまとめてTKO! ジェットコースターのようなスリリングさに村田は「文句なし! 感動した」。日本人初の五輪金メダリスト、同2人目の世界ミドル級王者となった村田にとっても、辰吉丈一郎とはそれほどまでにインパクトのある人物だった。
Number990号(2019/11/14)
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