Number on NumberBACK NUMBER

女子ゴルフの若年化。
~21歳渋野と25歳鈴木の賞金女王争い~

posted2019/12/22 08:30

 
女子ゴルフの若年化。~21歳渋野と25歳鈴木の賞金女王争い~<Number Web> photograph by Getty Images

2年ぶり2度目の賞金女王に輝いた鈴木愛は1994年5月9日生まれの25歳。羽生結弦、大谷翔平、桃田賢斗、高木美帆らと同い年だ。

text by

小川勝

小川勝Masaru Ogawa

PROFILE

photograph by

Getty Images

 日本の女子のゴルフは2019年、渋野日向子の全英女子オープン優勝、鈴木愛の年間7勝、19歳の古江彩佳がアマチュアで優勝を果たすなど、大きな話題がいろいろあった。賞金女王は鈴木が2度目、1億6018万9665円を稼ぎ出した。年間39戦で、賞金総額39億4500万円という歴代で最大規模のツアーだったから、賞金3000万円以上のゴルファーが39人という、女子のツアーとしては、歴史に残る賞金ランキングとなった。

 '19年に優勝を飾ったゴルファーを見ていくと、プロになって間もない世代がたくさん勝っていることが分かって、興味深いところがあるのだ。渋野と同じ'19年に21歳になった優勝者が、勝みなみ、小祝さくら、河本結、淺井咲希、20歳になったのが畑岡奈紗、稲見萌寧、原英莉花、タイのサランポーン・ランクンだ。アマチュアで10月に優勝したあとプロになった19歳の古江まで含めて、'17年以降に日本女子プロゴルフ協会の会員になったゴルファーたちだ。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1662文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

#鈴木愛
#渋野日向子

女子ゴルフの前後の記事

ページトップ