パ連覇の西武でも森友哉が成長。

　今季のパ・リーグは、西武ライオンズの連覇で終わったが、西武にも打てる捕手、森友哉がいる。昨年も中軸打者として活躍したが、マスクを被ったのは81試合だけだった。一時期はDHや外野でも出場していた。

　しかし今季は、128試合に捕手として出場、投手のリードをしつつ首位打者をほぼ確実にしている。

　森友哉の攻守における成長が、エース菊池雄星、森の前の正捕手・炭谷銀仁朗の退団にもかかわらず、ライオンズが連覇した大きな要因だろう。

　阿部慎之助の野球殿堂入りは、今から「当確」を打っても良いと思う。その一方で今年の巨人は、主として小林、大城卓三、炭谷がマスクを被ったが、いずれも一長一短があり、阿部慎之助の後継者とは言い切れない。

　次に巨人に「打てる捕手」が登場するのはいつのことになるだろうか？