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<前指揮官からのメッセージ>
エディー・ジョーンズ「ジャパンは完全に変わった」

posted2019/09/17 08:00

 
<前指揮官からのメッセージ>エディー・ジョーンズ「ジャパンは完全に変わった」<Number Web> photograph by Tomoki Momozono

text by

竹鼻智

竹鼻智Satoshi Takehana

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Tomoki Momozono

前回大会で史上初の「開催国プール戦敗退」という屈辱にまみれたラグビーの母国を、この4年間で、優勝候補と評されるまで強化したジャパンの前指揮官。渡日前の最終合宿を張るイタリア・トレビゾを訪ねた。(Number986号掲載)

 世界最大規模の競技人口211万人を誇るラグビーの母国、イングランド。代表チームは目の肥えたファンたちの厳しい目線と、人気スポーツのW杯という大きな期待とプレッシャーを背負って戦う。

 出場国の実力差が過去最も小さいと言われている2019年大会は、準決勝まで駒を進めたチームなら、どこが優勝してもおかしくない。前回大会以降、最高で世界ランキング2位にまで登りつめたイングランドにも、優勝のチャンスは十分にある。

 ティア1の国の多くが4チーム前後の国内クラブから代表選手を招集するのに対し、イングランドはプレミアシップに所属する12チームの選手たちが、代表の座を巡ってしのぎを削る。この厚い選手層を活かしきることができるか。エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)の腕の見せどころである。

 大舞台を前に最後の仕上げに励む名将に、イングランド独自の挑戦、第2の故郷である日本でのW杯、そしてイングランドHC目線で見た日本代表について聞いた。

――イングランドと違って高温多湿な日本でのW杯に備え、渡日前の最終合宿地として、暑いイタリアのトレビゾを選択されました。4年前の日本代表を鍛えた宮崎合宿のように、厳しいフィットネストレーニングを行なっているのですか?

「フィットネスだけに特化したトレーニングはしていません。身体的に厳しい状況に追い込みながら、現段階で必要となる戦術の最終確認をしています。フィットネスだけ追い込むとか、戦術面のみにフォーカスしたトレーニングをする段階では、もうありません」

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