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赤穂ひまわりは女子バスケの救世主?
ヘッドコーチも驚く突然変異的成長。
text by
矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byAFLO
posted2019/09/08 19:00
赤穂ひまわりは185cmの体格を持ちながら、相手ガードとマッチアップできる守備能力も併せ持っている。
リオ五輪よりも平均4センチの大型化。
チャイニーズ・タイペイ戦では、ポイントガードの町田瑠唯を除いた日本の先発4人の平均身長は186.5センチだった。
同じ条件で算出した18年女子ワールドカップの女子米国代表(平均193センチ)や女子中国代表(189センチ)などと比べるとまだ差はあるが、リオデジャネイロ五輪のときの日本チームと比べると約4センチ大型化している。
「アグレッシブに走ったり、オフェンスリバウンドに飛び込んだり、サイズを生かしてミスマッチの局面を利用したい。良い意味でアジャストされていないと思うので、生かしたいですね」
コートにひまわりの花が咲き誇るとすれば、それは日本が躍動していることにつながっていくはず。
「自分も3週間前までは落ちると思っていました。今? 楽しいです」
「2番・赤穂」が起こすイレギュラーな化学反応が楽しみだ。