片岡篤史の名言 

あの1球を空振りしてから、最後までずっと手から力みが消えんかった……。

片岡篤史(プロ野球)

プロ初登板の松坂大輔が投じた155kmのインハイを強振したものの、空振ってグラウンドにひざまずく。当時の日本ハムの主力打者だった片岡が喫した三振は、心身ともにダメージを与えるものだった。立ち上がると左ふくらはぎの筋肉に痛みを感じるほどで、「プロ野球人生であんな空振りをしたことはない」。プロの洗礼を浴びせるはずが、平成の怪物の恐ろしさを真っ先に体感する結果となった。

Number926号(2017/04/26)

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