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成長を続ける岡本和真に、
原監督が説く「4番の心得」。
~こんなに分厚い右打者がいただろうか~

posted2019/03/29 06:00

 
成長を続ける岡本和真に、原監督が説く「4番の心得」。~こんなに分厚い右打者がいただろうか~<Number Web> photograph by KYODO

昨年6月2日にジャイアンツの第89代4番となり、シーズン終了までその座を守った岡本。原監督は第48代だった。

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

PROFILE

photograph by

KYODO

 ケツがとてつもなくでかい。構えも安定している。こんなに身体が分厚く、下半身がどっしりした日本人の右バッターはあまり記憶にない。しかも彼はまだ22歳だ。ジャイアンツ、第89代の4番打者、岡本和真――去年6月、初めて4番を任された岡本はその試合でいきなりホームランを放つ。そして彼はそのまま4番に座り続け、史上最年少での“3割、30本塁打、100打点”を記録した。しかもシーズン最終戦、おそらくは最後になるであろう打席を98打点で迎えた岡本は、2ランホームランで100打点を達成したのである。岡本はこう振り返った。

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