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篠山、辻、ファジーカスは好調も
Bリーグ川崎の課題は「控え組」。
text by
青木美帆Miho Awokie
photograph byB.LEAGUE
posted2019/03/22 07:30
日本代表の主将を務める篠山はカタール戦後、「もう1回、Bリーグを盛りあげたい」とすぐ再開するBリーグに言及。
“代表が3人いるから強い”ではなく。
16、17日の新潟との頂上決戦は1勝1敗に終わった。「中断期間後は1つも落とせない」という選手たちの目論見は少し狂ってしまったが、中断期間でケガを癒し戦線復帰したエドワーズの好調と、エドワーズ、ファジーカス、バーノン・マクリンの同時起用が機能しだしたという明るい材料もある。
「中地区チャンピオンを目指すためには、目の前の試合が大切。もう1度、チームのために何をできるかを考えよう」
代表組の合流後、北ヘッドコーチが選手たちに伝えた言葉の通り、今はとにかく、中地区優勝とファイナル優勝だけを見据え、そのために一人ひとりが全力で考え、全力で行動するしかないのだ。
「主力と控え、ベテランと若手、日本人と外国人、そういうものはここまで来たらもう関係ない」とは篠山の言葉。“代表が3人いるから強い”ではなく、“川崎ブレイブサンダースだから強い”。
そんなチームの結実を、多くの人々が心待ちにしている。