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<ポーランド現役選手の視点>松井大輔「セットプレーとフィジカルに注意せよ」 

text by

石井宏美

石井宏美Hiromi Ishii

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photograph byGetty Images

posted2018/01/11 06:00

<ポーランド現役選手の視点>松井大輔「セットプレーとフィジカルに注意せよ」<Number Web> photograph by Getty Images

ロシアW杯欧州予選のアルメニア戦で、間接FKからレバンドフスキがねじ込んだ。

2013年にポーランド1部のレヒア・グダニスク、'17年からは2部のオドラ・オポーレに所属。
日本人で誰よりも現地のピッチを知る男が、選手の特徴と有効な攻略法を語った。

 僕が昨年8月から所属しているオドラ・オポーレ(ポーランド2部)は、3部から昇格したばかり。シーズン序盤から好調で、現在2位と、1部昇格圏内にいます。'09-'10シーズンは5部でしたが、その後7シーズンで4部、3部、2部と昇格してきたので、スタッフやクラブの施設など環境は整っていません。芝生は剥がれてめくれあがってしまうし、試合前日に「グラウンドを修復するから」と追い出され、練習が中止になったこともありました。

 加入時にチームから期待されたのは、「ベテランの力が必要だから、チームを引っ張って欲しい」ということ。しかし、外国人枠が1人(1部は2人)という中で、ポーランド語が話せず、合流直後はなかなか溶け込めませんでした。また、チームが好調なこともあって、監督も選手を代えづらい状況にありました。結果的に、あまり試合に出場することはできませんでしたが、徐々に仲間とも打ち解け、欧州サッカーの感覚を取り戻せている実感があります。


 僕は4年前にレヒア・グダニスク(1部)でもプレーしていますが、ポーランドはフリーキック、コーナーキック、いわゆるセットプレーからの得点が多い。技術がとんでもなく高いとは感じませんが、180~190cm台の選手がスタンダード。ドイツを少し小さくしたような感じでしょうか。基本的に、フィジカルの強さと個々の能力で戦ってくるイメージがあります。

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