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<レジェンドから五輪世代へ>
石川直宏×中島翔哉「今季こそピッチ上で優勝を味わいたい」 

text by

飯尾篤史

飯尾篤史Atsushi Iio

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photograph byAsami Enomoto

posted2016/03/15 06:00

<レジェンドから五輪世代へ>石川直宏×中島翔哉「今季こそピッチ上で優勝を味わいたい」<Number Web> photograph by Asami Enomoto

アテネ五輪世代の石川と、リオ五輪世代の中島。ともにFC東京でタイトルを狙う。

アジア最終予選の舞台で躍動したU-23の新エースと、FC東京を長年支え続けているチームの大黒柱。確かな自信と経験を胸に、2人が見据える王者の景色とは。

――中島選手が活躍したリオ五輪アジア最終予選はご覧になりました?

石川 もちろんですよ。沖縄合宿中で治療を終えて部屋に戻ってくる頃がキックオフの時間だったので、駒ちゃん(駒野友一)と一緒に見ていました。自分たちのときの最終予選と重ね合わせながら。試合を追うごとにチームが成長していって、こんな短期間で変わっていくものなんだって感心したけど、実際はどうだった?

中島 勝ちながら一体感が増していくのが感じられました。耐える時間を耐えられるようになっていったし、その時間を凌げば自分たちの時間になると分かっていたので。

石川 開幕前は厳しい戦いが予想されたわけじゃない?

中島 そうですね。なかなか結果が出ていなかったので危機感はあったし、不安もありましたけど、大会が始まって、勝ちながら成長できて、最後は絶対にオリンピックに行ける、優勝できるって思っていました。

――石川選手もアウェーでの最終予選を経験されていますが、全勝するのは簡単なことではないですよね。

石川 そうですね。僕らのアテネ五輪予選のときは日本とUAEの2カ所での開催っていう特殊な形でしたけど、UAEラウンドで集団食中毒になっちゃって。試合前、みんな「腹が痛い」ってメディカルルームに集まってきて、試合の直前までかわるがわるトイレに駆け込んでいた(苦笑)。

中島 そんなことがあったんですか。

石川 そうだよ。さすがにそんなアクシデントはなかっただろうけど、どうだった?

中島 移動もビジネスでしたし、シェフも帯同してくれて、これだけサポートしてもらって勝てなかったら、マズいよなっていうぐらいサポートしてもらいました。それぐらいサポートしないと勝てないと思われていたのかもしれないです(苦笑)。

石川 でも、それはそれでプレッシャーだよね。しかも、僕たちのときよりオリンピックへの連続出場記録は伸びているわけだから、途絶えさせられないというプレッシャーも相当あったと思う。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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