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アトレティコと重なる!? ユニフォーム界の第三勢力。~独占市場に穴を空けるスペインの国産ブランド~ 

text by

豊福晋

豊福晋Shin Toyofuku

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posted2017/07/07 07:00

アトレティコと重なる!? ユニフォーム界の第三勢力。~独占市場に穴を空けるスペインの国産ブランド~<Number Web> photograph by AFLO

JOMAはリオ五輪からスペイン代表のスポンサーでもある。サッカー、フットサルを中心に商品展開している。

 夏の恒例となっている各クラブの新ユニフォーム発表だが、今年もファンの反応は同じだった。

“高すぎる”

“もう買うのは偽物でいい”

 ちなみにレアル・マドリーとバルセロナの2クラブが発表した来季のユニフォームの値段は、公式ショップで90ユーロ(約1万1000円)と85ユーロ。選手の名前や背番号を入れれば100ユーロを超える。スペインの平均月収が約1600ユーロ(約19万8000円)ということを考えると、たしかに高い。

 ユニフォーム価格が下がらない理由のひとつとして毎回挙がるのは、同業界の2巨頭、ナイキとアディダスが市場を独占しているからというものだ。1部20チーム中11クラブと契約する2社のユニフォームは他よりも20ユーロ前後高い。年間チケット価格も上昇し続けており、ファンにとっては悩みの種だ。

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