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オフの救援投手市場が活況。次々と
結ばれる大型契約。~上原、田澤も含め
MLBでは年俸が高騰中~
text by
四竈衛Mamoru Shikama
photograph byYukihito Taguchi
posted2017/01/03 17:00
'16年7月にカブスにトレード移籍したチャップマンは、来季ヤンキースに復帰することに。
12月5日から4日間にわたって行われたウインターミーティングを境に、今オフのFA(フリーエージェント)市場が活況を呈した。特にダイナミックな動きを見せたのが、大物揃いとなった救援投手市場だった。
直前にマーク・メランソンがジャイアンツと4年・約70億円で契約したのをキッカケに、各球団による激しい争奪戦がスタート。その直後、ヤンキースが快速左腕アロルディス・チャップマンと5年・約97億円、ドジャースがケンリー・ジャンセンと5年・約90億円で合意するなど、球界のトップクローザーが続々と大型契約を結んだ。3人の平均年俸は、救援投手としては過去最高だったマリアノ・リベラ(元ヤンキース)の1500万ドルを上回るもので、クローザーをはじめ救援投手への評価が新時代に入ったことを示すものとなった。