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日本女子バスケの新時代、藤岡麻菜美の
可能性。~東京五輪でアメリカの6連覇
に対抗するために~
text by
矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byAFLO
posted2016/11/29 10:30
もともと教員志望だった藤岡は、筑波大で初めて日本一を経験。更なる飛躍につながった。
女子バスケットボールWリーグで9連覇を目指す名門のJX-ENEOSサンフラワーズが、“ポスト吉田亜沙美”として'20年東京五輪での活躍が期待される新人ポイントガード(PG)の藤岡麻菜美を着々と育てている。
Wリーグ開幕10試合終了時点(11月5日)で、藤岡のプレータイムは吉田の145分を上回る180分。先発試合数やアシスト数では吉田より少ないが、リオデジャネイロ五輪で女子日本代表コーチを務め、今季からJXの指揮官に就任したトム・ホーバスHCが与えているハイレベルな役割を、確実にこなしている印象だ。