ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
高卒3年目DeNA京山将弥の高い目標。
ローテ定着、2桁勝利へ越えたい壁。
text by
石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byKyodo News
posted2019/02/06 08:00
京山は2018年、6勝6敗、防御率5.64の成績を残した。ベイスターズの若きエースとなるための大事な1年となる。
「ローテを守って2桁勝利を」
決意も新たに京山は今季への意気込みを語る。
「オフはしっかりと体力強化に努めてきました。今シーズンはローテーションをしっかり守って、昨年以上の成績、できれば2桁勝利を挙げてチームの優勝に貢献したい。とにかく昨シーズン思い知ったのは一試合一試合の重さです。自分が投げるゲームを多くの人が注目してくれて、試合を任されているといった経験したことのないプレッシャーがありました。
けど、ここで活躍しなければプロ野球選手としてやっていけないんだなって。2年目だからすごいと言われましたけど、3年目ともなると当たり前だろ、となってくる。だからこそ、流されず自分自身を見つめてしっかりとやっていきたい」
着実にプロとしての階段を昇っている京山。有望な若手投手が多い群雄割拠のDeNAにあって、果たして今季、その歩みをどこまで進めることができるのか楽しみにしたい。