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あのエリック・マッカーサーの娘!
バスケ日本代表のマヤが日米で成長中。 

text by

宮地陽子

宮地陽子Yoko Miyaji

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photograph byYoko Miyaji

posted2019/01/24 07:30

あのエリック・マッカーサーの娘!バスケ日本代表のマヤが日米で成長中。<Number Web> photograph by Yoko Miyaji

日本鋼管やアイシンシーホースなどで大活躍した父エリックを越える活躍を期待したい!

アイビーリーグのプリンストン大へ進学。

 ふだんとは違う環境を経験することで、自分がどんなプレーをして、どんな成長をすればいいのかが見えてくる。日本代表もそんな経験のひとつだった。

「この1年で成長できたのはオフェンスの自信。前は、自分はディフェンスとリバウンド専門のプレーヤーで、オフェンスは他の人に任せるという気持ちがあった。でも、この1年でオフェンスも前よりアグレッシブになってきた。シュートも練習して自信を持てるようになって。そこは成長したと思います」

 2019年には、また新たなチャレンジが待っている。

 アイビーリーグのプリンストン大への進学が決まっているのだ。

 学問で知られた大学だが、バスケットボールでも2017-18シーズンにアイビーリーグ・トーナメントで優勝してNCAAトーナメントに出場するなど、頻繁にポストシーズン・トーナメントに出ているチームだ。

 10月、大学を訪れたマヤは、チームの練習を見学した。高校とは違う練習レベルの高さに圧倒されながらも、1年後に自分がそこにいる姿を想像してみた。

「ちょっと想像できました。1年後のマヤがそこにいて……」と笑顔を見せた。

 先日、ルイビル大への進学を発表した今野紀花選手(聖和学園高)とは、U18代表でチームメイトだった。代表活動の間、大学選びの話をしたり、情報交換もしたりしたという。

「彼女はすごくいいプレーヤー。全力で戦っていくし、勝ちたい気持ちが強い。ルイビルとプリンストンは遠いので、(シーズン中に)会えるかどうかはわからないけれど、大学に入ってからも連絡を取り合いたいです」

(『宮地陽子のGO FOR 2020 ~海外日本代表候補選手奮闘記~』より(c)AKATSUKI FIVE plus+)

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