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これは単なるボウリング賛歌ではない!
桑田佳祐の『レッツゴーボウリング』現象。

posted2019/01/16 15:00

 
これは単なるボウリング賛歌ではない!桑田佳祐の『レッツゴーボウリング』現象。<Number Web> photograph by Victor Entertainment

元旦に発売された『レッツゴーボウリング』通常盤(ピンズ付き/クリーム色)のパッケージと桑田佳祐。

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瀬尾泰信(Number出版部)

瀬尾泰信(Number出版部)Yasunobu Seo

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Victor Entertainment

 平成30年12月31日。

 NHK紅白歌合戦のトリを飾ったのは、特別枠での出場となったサザンオールスターズだった。

 同年はデビュー40周年というメモリアル・イヤーでもあったサザンオールスターズ。昭和53年6月、『勝手にシンドバッド』でのデビューから平成の30年間に至るまで、日本人の心に残る名曲を作り続けたサザンオールスターズが、「平成の終わり」にNHKホールのステージに立ち、桑田佳祐が圧巻の歌声とパフォーマンスを披露したのは、ある意味必然だったのかもしれない。

 それから一夜明けて、平成31年元旦。

 その桑田が、「桑田佳祐 & The Pin Boys」 という名義でシングル曲を発表した。

 “The Pin Boys”という名に“ピン”ときた向きもあるかもしれない。

そう、この曲は「ボウリング」をテーマにし、桑田のボウリングへの愛情、熱い思いがたっぷりと込められたもの。

 曲のタイトルも、そのままズバリ、『レッツゴーボウリング』である。

ボウリング特集で雑誌の編集長に。

 桑田が相当なボウリング愛好者であることは、彼のファンならば広く知れていることだ。

 高校生のころまでは、プロボウラーを目指して朝から学校近くのボウリング場で投げ込み、大会で優勝するなどボウリングに熱中していた桑田少年。その後音楽を始めてからは長らく遠ざかっていたものの、2016年、還暦となった記念に、少年時代の憧れの存在でもあった伝説のプロボウラー・矢島純一さんからボールとシューズをプレゼントされたことをきっかけに、再びボウリング熱に火がついた。

 今では週に2~3回はボウリング場に通い、毎回10ゲーム以上は投げるというほどの熱中ぶり。昨年も私的なゲームながら2度299点をマークするなど、その実力はプロ級、といっていいだろう。

 その過程で平成29年には「Number PLUS ボウリング場でカッコつけて」の編集長に就任し、一冊まるごとボウリング特集を制作。

 さらに昨年末からは、自身が旗振り役となって、プロ部門もアマ部門もある史上最大規模のボウリング大会「KUWATA CUP 2019」も開催(本大会は2/8~9に都内ボウリング場で、決勝大会は2/10に渋谷ヒカリエの特設レーンで行われる)。

 そのボウリング愛はさまざまなところで大きなムーブメントを巻き起こしている。

【次ページ】 「まずはボウリング場に足を運んで」

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