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これは単なるボウリング賛歌ではない!
桑田佳祐の『レッツゴーボウリング』現象。 

text by

瀬尾泰信(Number出版部)

瀬尾泰信(Number出版部)Yasunobu Seo

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photograph byVictor Entertainment

posted2019/01/16 15:00

これは単なるボウリング賛歌ではない!桑田佳祐の『レッツゴーボウリング』現象。<Number Web> photograph by Victor Entertainment

元旦に発売された『レッツゴーボウリング』通常盤(ピンズ付き/クリーム色)のパッケージと桑田佳祐。

「まずはボウリング場に足を運んで」

「どんな天気でもできる、老若男女誰でもできて、ストレス発散にもなる、すばらしい生涯スポーツです」

「とにかくボウリング場に足を運んでいただきたいな、と。海に入らないとサーフィンの良さがわからないように、ボウリング場に行かなければ、ボウリングの良さはわかりません」

 桑田自身、ボウリングについてこう語っているように、「場所を選ばず、性別も年齢も関係なく、誰でも参加できるボウリング大会を開きたい」、という熱い思いが、全国500以上のボウリング場での予選開催、という形へと結実した。

社会貢献活動になったボウリング大会。

「KUWATA CUP」は、 “みんなのボウリング大会”と銘打たれている

 都内のボウリング場関係者は、こう語る。

「ボウリング界の活性化はもちろんのこと、この大会の存在自体が、全国各地のボウリング場を巻き込むことで地域社会の活性化を導いてくれています。

 予選参加者は、なんと3万人。老若男女問わず、さまざまな世代間コミュニケーションも、ボウリング場で増えているように感じます。つまり『KUWATA CUP』は、ある意味大きな社会貢献活動になっているんです」

 元旦に発売された『レッツゴーボウリング』は、この「KUWATA CUP」の公式テーマソングとして書き下ろされたもの。

 前述の矢島純一さんや中山律子さんなどレジェンドボウラーの名前も歌詞に入っていたり、「魅力にハマると奥が深いのさ」「愛しい仲間がいるのです」と、桑田のボウリング愛あふれる作品に仕上がっているのだが、もう1つ注目すべきは、そのパッケージ。

 通常のCDパッケージではなく、玩具のような仕様で、オリジナルのピンズがついていたり、「モノ」としての価値が高いものになっている。さらに……。

【次ページ】 桑田佳祐の、「モノ」へのこだわり。

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