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羽生結弦、通訳への温かい心遣い。
ロシア人大学院生が明かす舞台裏。 

text by

及川彩子

及川彩子Ayako Oikawa

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photograph byAyako Oikawa

posted2018/12/29 07:30

羽生結弦、通訳への温かい心遣い。ロシア人大学院生が明かす舞台裏。<Number Web> photograph by Ayako Oikawa

筑波大の国際スポーツアカデミー「TIAS」に在学中のカリナ・ガレエワ。

「語学力とガッツが必要」

 ボランティアをする学生の中には、将来的にスポーツやメディアの仕事に関わりたいと思っている人もいるかもしれない。

 カリナは「ボランティアをしていると、メディアの方々の難しい要求を受けることもあります。そういう場面では、『相手が自分の家族や好きなアイドルだったら、どう対応するだろう』と考えるようにしています。そうするとイライラもなくなります」と言う。また「語学力は必須だと思います。それとこの世界は、前へ前へ行かないといけないので、ガッツも必要です」と続ける。

 卒業後は日本でスポーツ関連の仕事に就く予定だが、「これまでは大きな大会にボランティアとして関わってきましたが、将来的には責任ある立場で参加してみたいですね」。

 ごく普通の学生がボランティアを通じて、やりたい仕事、進むべき道を見つけたカリナ。彼女の今後、そして東京2020のボランティアスタッフから彼女のような存在が出てくるのか楽しみだ。

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