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<カンボジア代表密着記>
監督・本田圭佑。

posted2018/12/12 15:00

 
<カンボジア代表密着記>監督・本田圭佑。<Number Web> photograph by AFLO

text by

木崎伸也

木崎伸也Shinya Kizaki

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AFLO

 選手として様々な経験を積んできた本田圭佑は、監督としてどのようなチームビルディングを行うのか。
 カンボジア代表スタッフとなった元“直撃”ライターが、東南アジア選手権で指揮を執る監督・本田に迫った。

 11月12日、スズキカップ第2戦ミャンマー対カンボジアのキックオフ2時間前――。メルボルンから駆けつけた本田圭佑がミーティングルームに現れると、カンボジア代表選手たちから大きな拍手が湧き上がった。

「ビサル、髪切った? いいね」

 監督・本田が握手しながらキャプテンをいじると、狭い部屋が笑いに包まれた。

 今年8月、本田はカンボジア代表の実質的な監督に就任した。9月に親善試合で一度指揮を執ったが、公式戦はこのスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)が初めて。メルボルンの試合があったため第1戦のマレーシア戦は来られなかったが、第2戦のミャンマー戦にぎりぎり間に合った。

 ちなみに筆者は本田を追うスポーツライターだったが、今回本田からの依頼でカンボジア代表のビデオアナリストに就任した。外部から取材していたのが、内部で一緒に働く立場になった。といっても、やるべきことはあまり変わらない。本田から「質問されると思考が整理されるんですね。僕やヘッドコーチのフェリックスに質問をして、チーム作りをサポートしてください」と言われているからだ。

 本田が試合直前に到着したことで、チームの士気は一気に高まった。ただ、再会を懐かしんでいる暇はない。本田はすぐに英語で切り出した。

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日本代表 僕らの時代。

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本田圭佑

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