太田雄貴のEnjoy FencingBACK NUMBER
人材募集、大会演出にHP刷新。
フェンシングの改革が止まらない!
text by
太田雄貴Yuki Ota
photograph bySports Graphic Number
posted2018/11/13 07:00
新しい協会ホームページのあらゆるコンテンツには、会長の理念をはじめ、この1年協会が取り組んできた「改革」が反映されている。
ホームページも改革の1つ。
最後にもうひとつ、皆さんにご報告です。
日本フェンシング協会のホームページ(http://fencing-jpn.jp/)が、新しく生まれ変わりました。
旧ホームページは、おそらく開設当初は、その当時の標準的な仕様に沿ったものだったとは思います。でも、正直申し上げて、非常に見づらいものでした。
たとえばある選手が世界大会でメダルを獲ったとします。それを観ていた方が盛り上がって、日本フェンシング協会のホームページを見に来てくださったとします。でもそこには、残念ながら、掘っ立て小屋と言われても仕方のないものしか建っていない状況でした。
ホームページは、いわば世間に向けた窓口です。その窓口がこのような状況だと、いくら「フェンシングは変わった」「数多くのスポーツ団体の中でもフェンシングは前を行っている」と、口では立派なことをいっていたとしても、説得力が弱まってしまいます。そのためにも、ホームページ刷新は会長就任当初からの大きな課題でした。
予算の関係もあって、1年以上の時間がかかってしまいましたが、ご覧いただければ一目瞭然、試合を生で観戦したいという方にとっても、ご自身でフェンシングを始めてみたいという方にも、とてもわかりやすく、かっこいいページになった、と思っています。
協会の改革の姿勢や、フェンシングの今が、手にとるようにわかる場所として、協会の新しいホームページを、どうぞよろしくお願いいたします。
(構成・宮田文久)