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ファンジオ伝説に並ぶ5度目戴冠。
成熟のハミルトンがF1で学んだこと。 

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尾張正博

尾張正博Masahiro Owari

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photograph byREUTERS/AFLO

posted2018/11/06 17:00

ファンジオ伝説に並ぶ5度目戴冠。成熟のハミルトンがF1で学んだこと。<Number Web> photograph by REUTERS/AFLO

ドライバーズチャンピオン通算5回はベッテルやプロストの4回を上回り歴代2位タイ。1位は7回のシューマッハ。

ファンジオと並ぶ通算5度目の戴冠。

 そんなハミルトンに、メキシコGPが始まる直前、訃報が届いた。

 祖父のデビッドソンが逝去。1955年にカリブの島グレナダからイギリス・ロンドンに移住したデビッドソン。その4年後に移民二世として生まれたのが、ハミルトンの父アンソニーだった。

「今日ここに僕がいるのは、彼らのおかげ。何もないところから、懸命に努力してくれたからこそ、いまの僕がある。

 強い黒人の男として、そして人間として、僕は心から彼らのようになりたいといつも尊敬している。きっと祖父も、父と僕のことを誇りに思っているはず」

 今回の選手権制覇でファン・マヌエル・ファンジオと並ぶ通算5度目のタイトルを手にしたハミルトン。

 昨年は最も速いマシンとともに手にしたタイトルだったが、今年はマシンを最も速く走らせて勝ち取ったシーズン。

 名王者と比肩するに相応しい戴冠だった。

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