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宮本ガンバ残留へのラストピース、
アデミウソンを蘇らせた名医とは。 

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下薗昌記

下薗昌記Masaki Shimozono

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photograph byJ.LEAGUE

posted2018/10/12 10:30

宮本ガンバ残留へのラストピース、アデミウソンを蘇らせた名医とは。<Number Web> photograph by J.LEAGUE

個の力がありながら味方も活かせるアデミウソン。宮本恒靖監督にとっても心強い攻撃の駒なのは間違いない。

渡邉の相棒にバリエーションが。

 前線でタメを作り出しながら、相方となるFWの良さを十全に引き出す渡邉千真は、今のガンバ大阪に欠かせない存在だが、そのパートナー選びは指揮官にとっても嬉しい悩みになるのは間違いない。

 スペースのある展開や相手に対してはファンが、ブロックを形成し守りを固めて来るチームに対してはアデミウソンが、それぞれ有効になるはずだ。

 残されたリーグ戦5試合で、残留争いのライバルとの直接対決は実に4試合。アデミウソンも、フル稼働に向けて意欲的である。

「とにかく数字にこだわりたいし、1つでも多くのゴールを取りたいし、1つでも多くの試合に出たい。今日はゴールを決めて貢献できたのが嬉しいけど、これに満足せずもっと上を目指してチームに貢献したいね」

 帰ってきたクラッキ(名手)とともに、ガンバ大阪がJ1残留へのラストスパートをかける。

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