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セナ、シューマッハー、ハミルトン。
鈴鹿GP予選に挑んだ最速の系譜。
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![尾張正博](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/d/8/90/img_d8ec776f0e3aa970c83105f2e04cf4d211165.jpg)
尾張正博Masahiro Owari
photograph byGetty Images
posted2018/10/01 08:00
![セナ、シューマッハー、ハミルトン。鈴鹿GP予選に挑んだ最速の系譜。<Number Web> photograph by Getty Images](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/2/d/350/img_2d1ab14f46eb0ad4af2ed7b318aab8f9145983.jpg)
昨年の鈴鹿では、ハミルトンが予選で11年ぶりにコースレコードを破りPPを獲得した。
鈴鹿の継続は最高、とベッテル。
昨年はハミルトンに後れを取ったものの、現役ドライバーの中で、鈴鹿で最も多くのPPを獲得しているのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだ。鈴鹿で通算4回のPPを記録している。初めてPPを獲得した'09年に放った言葉は、鈴鹿がいかにドライバーにとって特別な存在であるかを表現した金言となった。
「鈴鹿は、神の手で作られたコースだ」
今年のイタリアGPで、来年以降もその鈴鹿での開催が継続されることになったというニュースを聞いたベッテルは、こう言って喜んだ。
「鈴鹿が契約を延長したことは、僕にとって最高のニュースだ。鈴鹿がカレンダーにないF1は、F1じゃない。鈴鹿がF1の開催をやめるときが来たら、そのときは僕もF1から引退する」
30回目の鈴鹿――今年はどんなドラマが見られるのか。レースだけでなく、ドライバーたちが全身全霊で挑む予選にも注目したい。
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