ステフィン・カリーの名言
今、ロッカールームに入っていき、チームメイトそれぞれ全員の顔を見て、自分がチームの優勝のために貢献できたという誇りを感じることができたら、それが僕にとっては何よりも大事なことなんだ。
ステフィン・カリー(NBA)
2018/07/15
2017-18シーズンのNBAファイナルはウォリアーズがキャバリアーズを4連勝で下し、2季連続、通算6度目の頂点を極めた。シーズン中は度重なる怪我に悩まされたカリーも、第4戦で37得点を挙げるなどファイナルで大活躍。圧倒的な存在感を示したが、ファイナルMVPは昨年同様、ケビン・デュラントに譲ることになった。「個人的な賞賛を受けることはすばらしい気分だし、それまでやってきた努力が報われるようなもので、誇りも感じる」と前置きしながらも、それよりも大事なのはチームに対する貢献だとカリーは言う。強がりでも、負け惜しみでもなんでもない。この謙虚さこそがカリーの魅力なのだ。
Number954・955・956号(2018/06/14)