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長谷部誠が実践、ハメス封じの術。
ボールを持たせず脆さを引き出せ。 

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西川結城

西川結城Yuki Nishikawa

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photograph byGetty Images

posted2018/05/24 10:30

長谷部誠が実践、ハメス封じの術。ボールを持たせず脆さを引き出せ。<Number Web> photograph by Getty Images

バイエルンでトップフォームを取り戻したハメス・ロドリゲス。彼を止めることがコロンビア封じの最重要ポイントだ。

「先制されたら厳しい」だけに。

 ただ、試合のカギを握る要素をこうも挙げている。

「コロンビア戦は、先制されたら厳しいという印象です。日本が追う展開になると、コロンビアは守備時もハメスやファルカオが前に攻め残るので、カウンターで危険な場面を作られてしまう。どれだけ、拮抗した時間を続けられるかでしょう」

 いずれにしても、4年前のW杯での対戦とは違い、両者は初戦という互いにイーブンな立場で戦うことになる。ブラジル大会では日本がオープンな戦いでぶつかった結果、返り討ちにあったが、今回は序盤から「初戦特有の硬さのある」(酒井高)睨み合いのような一戦になるだろう。

 長谷部が体現したハメス対策は、西野ジャパンにとってコロンビア攻略のヒントになるのか。3バック、4バックとまだチームの形が明らかにはならない段階だが、酒井高や吉田が語る敵軍やキーマンの印象を踏まえ、果たしてこの短い期間でどんな守備戦略を練っていくのか。

 誰もが耳にタコができるほど聞いてきた文言がある。

「W杯は、初戦が大事」

 時間がない中で選手の経験と知恵もかき集めながら、西野ジャパンはコロンビア戦でのベストパフォーマンスを目指す。

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