プロ野球列島改造論BACK NUMBER
阪神で一番辛いのは走塁コーチ!?
今季ここまで盗塁「1」という絶望感。
text by
ダンカンDankan
photograph byKyodo News
posted2018/04/24 11:20
4月7日の中日戦で2ランを放ってロサリオ(中)、中村コーチらに祝福される大山悠輔。本塁打もいいけど盗塁もね!
今年の阪神、ぜんぜん盗塁が無い!!
何を隠そう我が阪神のここまでの盗塁数はウソでしょう? の「1」。
ちなみにDeNAは16、ヤクルト11、中日11、広島9、巨人7、とNPBの発表ミスではないか? と目を疑うような数字なのだ。しかも、この盗塁1は4月11日の広島戦で鳥谷がエンドランを空振りし、捕手曾澤の送球がそれたことにより成立した梅野の記録だってんだから……もう泣きたいわ。
いや、俺よりも泣きたいのは先にあげた3コーチだろう。
平田さんはチーフ兼守備走塁コーチで久慈さんも内野守備走塁コーチ、同じく中村さんも外野守備走塁コーチと皆さん走塁コーチの肩書が付いているのだ。
選手がまったく走れない時のコーチは……。
このお三方、夜な夜な試合の後に「三人寄れば文殊の知恵」とか「毛利元就の三本の矢」を信じ集っては、あーだこーだと議論と深酒を繰り返しているのではないだろうか。
そして、ラストは毎回カラオケで「走る~走る~虎~たち~流れ~る汗もそのままに~」と爆風スランプの『Runner』の替え歌をガナっているのでは……と思うと3人の身体が心配で仕方ない今日この頃なのである(涙)。