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バド渡辺&東野組、全英OP初制覇。
中学の先輩後輩が最高のダブルスに。
text by
松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAP/AFLO
posted2018/03/26 07:00
全英オープン優勝を飾った渡辺・東野組。日本バドミントン界の躍進ぶりをまた象徴する快挙となった。
「一発屋にならないように」(渡辺)
快挙を喜ぶ一方で、2人はこのように話している。
「ただ、一発屋にならないように、続けて結果を残していけるよう、頑張りたいと思います」(渡辺)
「1大会ごとに、いい成績が出せればと思っています」(東野)
日本が待ち望んでいた、長期間にわたって組み続けているペアであり、協会の戦略に沿って成長している。そんな2人が目指すのは、2020年の東京五輪。ミックスダブルスで新たな歴史を築いていこうとする2人のこれからが注目される。
さらに渡辺は、全英オープンの男子ダブルスにも遠藤大由とともに出場し、ベスト4入りを果たしている。2種目での東京五輪出場も視野に入れるが、それも含めて楽しみな存在だ。