イチ流に触れてBACK NUMBER
イチロー日本復帰説は本当なのか。
「3年前以上の覚悟を持って待つ」
text by
笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byKyodo News
posted2018/01/21 07:00
「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式で、子どもたちを激励するイチロー。その表情は明るい。
青木宣親でも具体的なオファーがない段階である。
ブルース・ボーチー監督の代理人はボッグス氏が長く務め、ジャイアンツは2000年オフのポスティングシステムでの移籍時、2012年シーズン途中のヤンキース移籍時など、イチロー獲得を常に模索してきた歴史があるからだ。
残っているダイヤモンドバックス、アスレチックス、ロッキーズ、パドレスも、まだ捨て切れない。
ある関係者は「現時点で具体的に前を向けるオファーは依然ない」と、MLB.comの記事配信後に明かした。
同様にイチローと同じ立場でメジャーからのオファーを待ち続ける青木宣親の関係者も「具体的なオファーはまだない」と言う。
あと1カ月。メジャーからのオファーが届くことを信じ、イチローのメジャー18年目のシーズンが始まることを待ちたい。