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ラグビー史上最高の司令塔に直撃。
ダン・カーター流、SNS活用術って?
text by
朴鐘泰Park Jong Tae
photograph byKiichi Matsumoto
posted2017/11/24 11:00
今回で4度目の来日になるダン・カーター。取材の数日後にはトップリーグ移籍の噂が流れたが果たして?
時にはクワイエット・タイムも必要だと思う。
――オールブラックスの10番を背負ったダン・カーターのプレーシーンのひとつに思い浮かぶのが、鬼気迫る表情で、大声を張り上げながら味方に指示を出し、鼓舞する場面です。プレー中と普段のキャラクターはまったく違うということですね?
DC イエス。ラグビーをしている時はコンバット(戦闘)もある。でも、フィールドから離れたら、本来の自分に戻る。日本のラガーマンもそういうタイプ、多いんじゃないかな?
――はい。普段はシャイだけど、フィールドで笛が鳴ったら別人になる、というラガーマンは日本にもたくさんいます。SNSをやっているすべてのアスリートに共通することですが、ファンはSNSを通じてアスリートの“素”の部分を知ることができるし、直接、アスリートとつながることができる。当然、直接ファンの声援が届けば、アスリートにとっては何よりの力になる。
DC そのとおり。良いプレーをして、称賛を受ける。当然、選手も気分がいい。エゴが満たされるからね(笑)。ただ、マズいプレーをした時は、それがいかにダメだったかをSNSが知らせてくれるので、そのツラさもある(苦笑)。アスリートにとってSNSは諸刃の剣でもあるよ。
――これからもSNSを続けていくのでしょうか? 例えば、どこかで区切りをつける、とか。
DC 別に期限は設けていない。ブランクが空くこともあるしね。気が進まない時は無理しないようにしている。言うべきことがなければ言わない。クワイエット・タイムも必要だと思う。周りはどう思ってるかわからないけど、僕本人は割と力を抜いてやってるんだ。
――仕事柄、いろんなアスリートのSNSをチェックしていますが、カーターさんの更新頻度はかなり高いほうだと思います。
DC それだけ僕にとってファンはすごく大事だということだよ。彼らにお礼を伝えたいだけなんだ。(SNSの更新は)その回数だと思ってもらえれば。