オリンピックへの道BACK NUMBER
底知れぬポテンシャルの三原舞依。
中国杯で再び世界を驚かせるか?
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAsami Enomoto
posted2017/11/02 08:00

ジャパン・オープンでは自身の持つフリーの日本女子歴代1位を上回り、技術点では世界女王メドベデワをも上回る点数を叩き出していた三原。
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「守る」のではなく「挑む」という姿勢で!
そこにあるのは、現状に満足しない、もっと上を目指したいという意志だ。そして守ろうとせず挑もうとしているからこそ、一瞬は絡めとられた怖さを打ち破ることができたのである。
「世界のトップと戦える表現を身につけたいです」
ジャパンオープン後、三原は言った。
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そして今、グランプリシリーズの中国杯を迎えようとしている。
怖さを打破した三原は2年目のグランプリで、どのような演技を見せるのか、どのようにシーズンを歩んでいくのか――。
中国杯もまた、その一歩となる。
